Brillia Tower 堂島 共用部デザイン監修PIET BOONピエト ブーン
“大阪の自然環境と豊かな航海の歴史にインスパイアされた、ここでしか生まれないインテリアをめざした。湾曲した形状と流路は、住む人を外界から自分たちだけの領域へと導く。最高の現代美術、家具、特注の品々による上質な旅がそこにはある。”
クリエイター紹介-
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歩車分離設計
車やバイクの動線と歩行者動線を明確に分離。歩行の安全性や快適性を高めるだけでなく、歩道状空地を整備して景観としてうつくしい歩行者空間の創出を図っています。
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住宅動線とホテル動線の分離
住宅のエントランスは南側に、ホテルのエントランスは北側に設けました。人の往来が多いホテルとは別の動線を設けることにより、住宅動線のプライバシー性や静寂性を高めています。
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パブリックアート
敷地の南東角・北東角に、街の新しいシンボルとなるパブリックアート作品を展示。大阪の芸術・文化の中心として整備が進む堂島・中之島エリアの魅力向上にも貢献します。
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植栽計画
日本らしさを表現する「四季」、かつては島だった堂島らしさを象徴する「水」と「橋」。ランドスケープは3つのテーマのもとに描いています。春には数種のサクラが次々と開花するなど、1年を通して移り変わる風景が、道行く人々を魅了します。
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※動線・植栽概念図イラストは計画段階の図面を基に描き起こしたもので実際とは異なります。建物外観形状の細部、設備機器等は表現されておりません。行政指導や施工上の都合等により、設置位置・樹高・本数等変更される場合があります。
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- ノーススクエア(2024年5月撮影)
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植栽開花想定時期一覧
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異才のアーティストたちの作品が、
世界中から選ばれこの場所へ。見つめれば、触れれば、感性に新しい風が吹く。
“水都大阪の中心地として永く歴史を刻んできた堂島にふさわしく、優美なワンシルエットのアートにしたいと考えた。3種類のバルコニーの組み合わせによって躍動するフォルムをそなえたランドマークが、人々の都市居住への憧れを一層引き上げることだろう。”
1986年、日建設計入社。現在同社でチーフデザインオフィサー、常務執行役員、設計部門プリンシパルを務める。専門は建築意匠設計。日本文化に造詣が深く、日本のみならず、それぞれの国固有の文化的側面を反映した建築を多く手がける。文化施設、商業施設、ホテル、教育施設など、国内外で幅広い分野の建築設計に実績がある。一級建築士、日本建築家協会会員、同協会登録建築家、日本建築学会会員、神戸大学客員教授。
積層の家
新居浜市立別子銅山記念図書館 / photo: © Osamu Murai
“大阪の自然環境と豊かな航海の歴史にインスパイアされた、ここでしか生まれないインテリアをめざした。湾曲した形状と流路は、住む人を外界から自分たちだけの領域へと導く。最高の現代美術、家具、特注の品々による上質な旅がそこにはある。”
オランダ生まれのデザイナー。そのクラフトマンシップや天然素材への愛、インスピレーションは、育ってきた母国や家族環境の中に伝統的に息づく創造的で企業家的な精神によるものである。建築請負業者としてキャリアをスタートさせた後、建設会社を総合的なデザインスタジオに発展させ、Studio Piet Boonはグローバルに事業を展開するデザイン企業へと成長。住宅や企業に優れたエクステリア、インテリア、製品デザインを提供している。
Residential Apartment Amsterdam – Interior design / photo: © Richard Powers
Residential Apartment Amsterdam – Kitchen / photo: © Richard Powers
“このレジデンスのアート計画のテーマは、旅である。旅は刺激をもたらすが、定住する時にはアートが必要だ。
アートが疲れを癒やし、豊かな暮らしをもたらしてくれるだろう。”
慶應義塾大学経済学部、文学部哲学科美学美術史学専攻にて学位取得後、1978年国際交流基金、1986年 ICAナゴヤディレクター等を経て、2002年森美術館開設に関わる。2006年同館館長、2020年より同館特別顧問。国際的には1997年ベニス・ビエンナーレ日本館コミッショナー、その後1998年台北ビエンナーレ、2001年横浜トリエンナーレ、2006年シンガポール・ビエンナーレ、2016年茨城県北芸術祭、2017年ホノルルビエンナーレ等の初代ディレクターを歴任。
イリヤ&エミリア・カバコフ Ilya & Emilia KABAKOV
《落ちてきた空》1995/2016
KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭
草間彌生 Yayoi Kusama 《オーチャードロード》2006
Singapore Biennale 2006
1962年吉安(中国)生まれ。上海(中国)在住。陶窯地として有名な景徳鎮で陶磁器の仕事を始め、東洋最大の陶磁器大学である景徳鎮陶磁学院で学んだ。1980年代後半より実験的な作品の制作を始め、2008年以来は「no meaning, no content」(無意味、無内容)をテーマとする。幅広い素材を用いて制作する中国で最も著名な現代アーティストのひとりである。近年のグループ展に「第57回ヴェネチア・ビエンナーレ」(イタリア、2017)、「第2回モスクワ現代美術ビエンナーレ」(ロシア、2007)。リュウ・ジャンファの作品は、テート・モダン(ロンドン、イギリス)、ニューヨーク近代美術館(アメリカ)などに収蔵されている。
《Collected Letters》(部分)
2014-2021
《Square》(部分)
2012-2014
1962年京都生まれ。1996年よりイタリア・ムラーノ島の熟練した職人達とのコラボレーションにより作品を生みだす。千年の伝統技術と三嶋の自由な感性の融合から生まれた無色透明なガラスは、光を透すことで新たな魅力を放っている。 作品制作だけにとどまらず、空間にガラス作品を置くインスタレーションによって「次に見えてくるもの」を見据えた表現を続けている。主な個展に、「凍った庭/炎の果実」(ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館、オランダ、2010)、第55回ヴェネツィア・ビエンナーレ 関連企画「IN GRIMANI」(国立パラッツォ・グリマーニ美術館、ヴェネツィア、2013) など。 主なグループ展に「ヨコハマトリエンナーレ2014」(横浜美術館、2014)など。
《JOMON》 2020
《IN GRIMANI》展示風景 2013 ※
1968年大阪府生まれ。現在は東京を拠点に活動している。初期より一貫して光という根源的な存在態を重要なモチーフとしている。近年では繊細にコントロールされた色彩を素材として扱い、数十回に渡って塗り重ねられ制作されるキャンバス作品を発表しており、幾様にもその姿を変えながら、表現領域を拡大している。2018 年から2019 年、MGM リゾーツ・インターナショナルからラスベガスへ招聘され半年間の滞在制作を行う。主な個展に「11・33」(Yutaka Kikutake Gallery、2019)、「3」(空蓮房、2020)など。主なグループ展に「宇宙と芸術」(森美術館、2016/アートサイエンス美術館、2017)、「時を超える:美の基準」(二条城、2019)など。
《マルガレエテ ポーション – L/L》※
《マルガレエテ ポーション – V/V》※
《マルガレエテ ポーション – M/M》※
2018 © Kisho Mwkaiyama, Courtesy of Yutaka Kikutake Gallery
《ヴェンダータ53 - 薫風/くんぷう》 2018 ※
《ヴェンダータ11 - 光明/こうみょう》 2017 ※
《ヴェンダータ11 - 月影/つきかげ》 2017 ※
© Kisho Mwkaiyama, Courtesy of Yutaka Kikutake Gallery
1961年兵庫県龍野市生まれ。1987年東京芸術大学美術学部彫刻科卒業。1989年同大学院修了。1989〜1995年国立ブレラ美術アカデミーにイタリア政府招聘給費にて留学。日常に存在する静物や植物などをモチーフに、蝋型によるブロンズ鋳造や木彫、写真の技法を通じて、素材そのものの美しさに迫りながら、静物の存在をとらえる試みを続けている。近年の展覧会に「日本 イタリア―今日の世代」(国立近代美術館、イタリア、1992-1993)、「ひそやかな眼差し 小林且典」(静岡市美術館、2012)、「小林且典 薄白色の余韻」(兵庫県立美術館、2013)、「時を超える: 美の基準」(二条城、2019)など。
《静物》 2007 ※
《静物》 2007 ※